都道府県別の年間降雪量の日本地図

データ確認日 2026-07-25

凡例(単位:cm)

出典:気象庁 (元データ

データの年次:1991〜2020年の平年値

加工の内容:各都道府県の地方気象台等1地点(埼玉県は熊谷、滋賀県は彦根)の値。降雪の深さの年合計の平年値を加工して作成

本サイトは公的データを加工して地図にした非公式のツールです。国や自治体が作成・公表したものではありません。

この地図はブラウザ上で自由に作り直せます。段階数や配色を変えたり、数値を自分のデータに差し替えたりして、そのままPNG画像で保存できます。

このデータをエディタで開く

雪の多さは、同じ緯度でも日本海側と太平洋側でまったく違います。この地図は、各都道府県の地方気象台などで観測された年間の降雪の深さの合計(1991〜2020年の平年値)を色分けしたものです。積もった雪の高さではなく、1年のあいだに降った雪を積み上げた合計値です。

地図から読み取れること

最も多いのは青森県の567cm、次いで北海道479cm、山形県285cm、秋田県273cm、富山県253cm、岩手県209cm、福井県186cmと続きます。日本海側の県が上位を占めます。

一方、下位は静岡県・宮崎県・沖縄県の0cm、次いで愛媛県・高知県・熊本県・大分県の1cmです。太平洋側と九州南部では、平年値としてはほとんど雪が降りません。

注目したいのは中央値です。47都道府県の中央値はわずか12cmでした。最大値が567cmなのに真ん中が12cmということは、大多数の県はほとんど雪が降らず、ごく一部の県だけが極端に多いという分布になっているということです。東京都は8cm、大阪府は1cmで、いずれも下から数えたほうが早い位置にあります。

本州を横に見ると差はさらにはっきりします。日本海側の富山県253cmに対し、太平洋側の千葉県は7cmです。冬の気候を分けているのが南北の位置だけではなく、山脈をはさんだ日本海側か太平洋側かでもあることが、色の分かれ方から読み取れます。

このデータの読み方・注意点

県内1地点の値です。 各都道府県について地方気象台などの官署1地点を選んでいます。同じ県でも山間部と平野部では雪の量がまったく違うため、この地図は「その県の代表的な都市部でどれくらい降るか」を示すものと考えてください。たとえば静岡県は0cmですが、これは静岡地方気象台での平年値であり、県内のすべての場所で雪が降らないという意味ではありません。

県庁所在地とは限りません。 埼玉県は熊谷、滋賀県は彦根の値です。特に滋賀県は81cmと、近畿のほかの府県(京都府15cm、奈良県5cm、大阪府1cm)より大きな値になっています。観測地点である彦根が琵琶湖の東岸にあり、冬型の気圧配置の影響を受けやすいことが関係していると考えられます。

0は「データなし」ではありません。 静岡県・宮崎県・沖縄県の0cmは、観測して0だったという値です。このツールでは0を欠損ではなく数値として扱うため、これらの県も「データなし」の灰色ではなく、最も薄い段階の色で塗られます。

自分のデータで作るときのヒント

このデータは、分位と等間隔の違いがいちばん分かりやすく出る例です。等間隔で5段階にすると、区切りはおよそ113cmごとになり、47都道府県のうち40県前後が最も薄い1段階目に入ってしまいます。地図はほぼ真っ白で、青森県と北海道だけが濃い、という絵になります。

分位を選ぶと、各段階に9〜10県ずつ入るように区切られるので、雪が少ない側の県のあいだの違いも色として見えるようになります。値が一部の県に集中しているデータでは、まず分位を試してみてください。逆に「100cm以上の県はどこか」という区切りの数値そのものを見せたい場合は、等間隔のほうが目的に合います。

この地図の作り方

上の「このデータをエディタで開く」を押すと、47都道府県ぶんの降雪量が入った状態で開きます。区切り方を分位から等間隔に切り替えると、地図がどれだけ変わるかがその場で確認できます。0を含むデータの扱いを確かめるサンプルとしても使えます。

積雪や降水量など、地域によってゼロが並ぶデータを扱うときは、「ゼロなのか、測っていないのか」を分けて考えてください。このツールでは、空欄はデータなし(灰色)、0は数値として扱います。手元のデータで空欄と0が混ざっている場合は、貼り付ける前に意味をそろえておくと、地図が正確になります。

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